中央稜の核心ピッチを越えたのに、どうにも浮かない表情のジュンコ先生。原因はどうやらアルパイン用に新調したクライミングシューズ。
以前、外岩用(本当は違うらしい…)に買った靴は小さくて、マルチピッチには向きませんでした。
前回の反省を踏まえ、今度はジャストフィット。ソールは固めでオーソドックスな形状。たしかにシングルピッチのクラックルートでは、フットジャムが良く決まっていました。
しかし、今回はつま先では無く、踵が当たって痛いようです。
そこでイナキョンの靴と比べてみました。どうやら踵部分の形状に問題がありそうです。
スリングショット(足を前に押し出し、つま先に力を掛けやすくする機能を持ったパーツ)の傾き(a線)は、どちらも同じ(イナキョンの方が僅かに内傾)だけど、踵部分の大まかな向き(b線)は、イナキョンが外傾しているのに対して、ジュンコ先生は内傾しています。
ジュンコ先生の靴は、足が細く、踵の小さい人向き。踵に限って言えば、日本人の多くはイナキョンの靴の形状が合うようです。ちなみにタミちゃんの靴と比べてみても、踵が尖っていることが判ります。
ヨーコちゃんの靴と比べてみても然り…。
あっ、いました。ブルマ愛用のアナサジは、さらに踵が鋭角です。
ジュンコ先生に合わない物は、私が全て引き受けますよ。
シンギングロックのアラジンプラスも、レッドチリのジャムロックも大事に使わせていただきます(まとめてメルカリに出品しようかしら…)。
マタギを目指して修行中2021年10月22日 10:11 /
越後屋に唆されているかもしれない… しかしクライミングシューズとグローブは店員さんの助言で購入したのです。自分でいいと思い、その上他人に勧められたものでも実際に使ってみないとわからない。もの選びは人生と同じです。