• 登山技術研究会アルペンブルーメ|東京都勤労者山岳連盟に加盟する山岳会|岩登り・沢登り・雪山登山が好きなアルパインクラブ|登山の基本技術を研究し指導者を育成する山の会|東京都練馬区を拠点に活動

三岩岳 その2

本当は黒檜沢経由で三岩岳に行くつもりだったけど、もう虎毛沢でお腹いっぱいだし疲れたので、小屋泊での慰労会に変更。東北道での事故渋滞中から小雨模様だったが、小豆温泉スノーシェッド脇の駐車スペースに着いた頃には都合よく止んでいた。10時に出発。

写真右上に少し見えている谷が黒檜沢
常にアキレス腱伸ばし状態の急登。ミズナラ、ブナがきれい
敷松葉になってる!
ここのところのバカ陽気で、うっかり咲いちゃった…
秋の彩が見えてきた
立派なブナ

小鳥の大群が移動していくのを見てビックリしたり、ブナの実を囓ったりしながら登っていると雨になった。

貸し切り

小屋前の水が枯れていて、手前の小湿原にあった池塘の水でも沸かすか…とゲンナリするY岸家。サッと小屋ノートに目を通して水場の情報を見つけてくれたちーちゃんに大感謝!美味しい清水をたっぷり汲んで、これで安心して宴会を始められます。

今回あたしは、これをやりに来たのよ

舞美人が嫌いな山ちゃんのことを全く考慮していなかった嫁の代わりにちーちゃんが、この沢シーズンのリーダーへの感謝を込めて大量のビールとご馳走を振る舞ってくれた。さぞかし荷物が重かったと思います。本当にご馳走さまでした!

夜には晴れて満天の星空になった。それなのに全く寒くないのには驚いた。気候はどうなってんだ?

快晴。結局朝になっても寒くなかった

要らない荷物を小屋に置いて、三岩岳の山頂へお散歩に。途中、高校山岳部が下りてきておったまげた。沢から上がって小屋まで辿り着けなかったのかな?雨降る中での寝床拵えは大変だったろうに。(酒もないし…)

山名の由来である三ツ岩
山頂より会津駒方面を望む

少々藪を漕いで、探検しに行こう。ササ・シャクナゲ・オオシラビソ幼木などのMIX藪の中にはデザートも。

クロウスゴかな。美味しいです
藪を抜けた
山上の別天地
丸山岳、会津朝日岳方面

草紅葉の上に寝っ転がって何時間でも空を見上げていたかったけれど。

未練がましく

山頂を後にするも、大戸沢、駒、中門岳へと連なるたおやかな稜線に別れを告げ難く振り返る。その懐の溪にいつか、行ってみたくて。

だいぶ軽くなった荷物を背負って出発
窓明山への緩登

窓明山から国道への下山ルートの中間あたりに広がるブナの森は、大樹が多く素晴らしい。足の遅いY岸家はちーちゃんに付いて行くのが精一杯だったので写真はないけど。

スタコラ

ちーちゃん、山ちゃん、お疲れさまでした!また来期も宜しくお願いいたします。

コメント一覧

雨上がりの夜空2021年10月24日 09:10 / 返信

どうして今咲いてるの?のイワウチワ、鳥の大群、満点の星空、小屋の夜がとても暖かかったこと、野生のデザート(やまなし食べたい)等々。ピテカントロプス(ヨーコ先輩に歌って頂きたいわ〜♪)の時代から変わらない景色の数々。沢の精霊さま!ブログありがとうございます♪

    2021年10月28日 11:36 / 返信

    精霊だと崇高な感じなんで(赤面)アレですわ、沢のゴブリンか、沢の小鬼くらいで。

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