• 登山技術研究会アルペンブルーメ|東京都勤労者山岳連盟に加盟する山岳会|岩登り・沢登り・雪山登山が好きなアルパインクラブ|登山の基本技術を研究し指導者を育成する山の会|東京都練馬区を拠点に活動

12/25 日和田山の岩場 その3

懸垂下降にも慣れてきたので、バックアップというのも付けてみたいジュンコ先生。順番が逆ではないのか…?いいえ、ABでは仮固定や登り返しを含め、ちゃんと自分でコントロールできるようになってから教えます。あくまでバックアップですから…。

PASが捩れている時点でまだ早いかな…?

プルージックコードでスリングを自作してきました(3メートルを半分に切れば2本作れます)。

3回巻き付けます。

ブリッジプルージックが出来ました。

普通のプルージックより緩ませやすい。

プルージックを上にスライドして、セルフビレイのPASを緩ませます。

ロープに荷重して、止まることを確認します。

プルージックを下にスライドさせ、下降器をセットしやすいように弛ませます。

一旦、普通に下降器(ATCガイドを兼用)をセットします。

〇〇でもわかるセット方法。

ビレイループから外します(ATCガイドは対の環付きカラビナにセットされたまま)。

PASにセットします。

この位置が後々問題に…。

ロープの弛みをとります。

プルージックも合わせて、上にスライドさせます。

お、良い感じだぞ…?

しかし、セルフビレイからロープへの荷重移動ができない。

PASが弛んでいてはATCを手繰り上げられない。

PASを張ったままでは、今度は体を寄せ上げられない。

手が短い…?いいえ、ATCが遠すぎます。

結局、自分で立てなければ、ロープに荷重を移せない。

立てる場所でしか練習していないと、間違いに気が付かないかも…。

いったいどこが悪いのでしょうか?

完璧に見えるのだが…

下の写真ではaとb、どちらも長すぎます。bの間隔は、グローブを下降器に巻き込まれないように、ほどほど離しておく必要がありますが、aの間隔は無くても良いです。

ちなみに、スピードのコントロールはロープを握って行いますから、プルージックの部分を握ってはいけません。写真のように小指を添えてスライドさせましょう。その意味でも、プルージックが遠すぎます(手をいっぱいに伸ばさないと届かない)。

だって、150cmで自作するように言ってたじゃない…!

うーん、正解はまた今度。

コメント一覧

happyhappa2022年1月15日 23:13 / 返信

プルージックの巻きつけた部分を握って、懸垂下降をする人がいるけど変だなと思っていました。 手を離すと止まれるものの、突発的に何かがあった時に手を離せる人はかなり冷静な人ですよね。 たいていは怖くてぎゅっと巻きつけた部分を握ってしまいそう。 速度の調整は、直接ロープをつかんだ自分の手で行いたいです。

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