懸垂下降にも慣れてきたので、バックアップというのも付けてみたいジュンコ先生。順番が逆ではないのか…?いいえ、ABでは仮固定や登り返しを含め、ちゃんと自分でコントロールできるようになってから教えます。あくまでバックアップですから…。
プルージックコードでスリングを自作してきました(3メートルを半分に切れば2本作れます)。
3回巻き付けます。
ブリッジプルージックが出来ました。
プルージックを上にスライドして、セルフビレイのPASを緩ませます。
ロープに荷重して、止まることを確認します。
プルージックを下にスライドさせ、下降器をセットしやすいように弛ませます。
一旦、普通に下降器(ATCガイドを兼用)をセットします。
ビレイループから外します(ATCガイドは対の環付きカラビナにセットされたまま)。
PASにセットします。
ロープの弛みをとります。
プルージックも合わせて、上にスライドさせます。
しかし、セルフビレイからロープへの荷重移動ができない。
PASを張ったままでは、今度は体を寄せ上げられない。
結局、自分で立てなければ、ロープに荷重を移せない。
いったいどこが悪いのでしょうか?
下の写真ではaとb、どちらも長すぎます。bの間隔は、グローブを下降器に巻き込まれないように、ほどほど離しておく必要がありますが、aの間隔は無くても良いです。
ちなみに、スピードのコントロールはロープを握って行いますから、プルージックの部分を握ってはいけません。写真のように小指を添えてスライドさせましょう。その意味でも、プルージックが遠すぎます(手をいっぱいに伸ばさないと届かない)。
うーん、正解はまた今度。
happyhappa2022年1月15日 23:13 /
プルージックの巻きつけた部分を握って、懸垂下降をする人がいるけど変だなと思っていました。 手を離すと止まれるものの、突発的に何かがあった時に手を離せる人はかなり冷静な人ですよね。 たいていは怖くてぎゅっと巻きつけた部分を握ってしまいそう。 速度の調整は、直接ロープをつかんだ自分の手で行いたいです。