アルペンブルーメ令和4年初登山のブログ記事(2022/1/2 仙人ヶ岳)でジュンコ先生が「山ちゃん家の雪かき」に言及してくれたので、気を良くして番外編を。
山ちゃんの郷里、松之山郷では除雪のことを「雪かき」とは言わず、「雪掘り」と言います。実際やってみると、確かに「搔く」よりも「掘る」が相応しい作業です。地元民のようなプロではない私の場合、雪に埋もれて「藻搔く」になっている時もあるけれど。
晦日(12/30)に埼玉から松之山郷のY岸家に到着。雪は然程の量ではない。
翌日、大晦日から元旦にかけては強い寒波の影響で大雪の予報が出ています。もし年越し雪山登山の計画があっても、中止になっていたでしょうね。登山どころか、買い物に出るのも大変になるかも知れないので、帰省の道すがら灯油と食料は買い込んであります。果たして、雪が涔々と降るなか晦日の夜は更けて行きました。
一夜が明けて大晦日。家におこもりの予定ですが、集落の駐車場に除雪が入る関係で、停めてある車を午前中に動かさなくてはいけないので、仕方なく家から出ます。
玄関から道付けをして、道路に出ます。昨日の写真に比べて雪の量がかなり増えています。
少し歩いて集落の共同駐車場へ。広い駐車スペースの片側に昨夜からの車が停めてあり、雪に埋もれています。その反対側は既に除雪されているので、車を掘り出してそちら側に移動します。
みんなが車を除雪済の側へ移動させた後、雪が残っている側を午後に除雪車が奇麗にしてくれるというわけ。
大晦日から元旦にかけてもずっと吹雪いていましたが、風があったので前日ほど積もりませんでした。屋根が重くなり襖を開け閉めするのが大変になってきたけれど、元旦は屋根に上がるものではないとされているので(当地の慣習)、掘るのは2日。打って変わって天候は快晴!
山ちゃんが母屋の屋根に上がっているので、私も納屋の梯子をおずおずと登ってみたけれど。
山ちゃんから中止命令が(「俺の仕事を増やすな!」)出たので、即撤退。母屋の玄関と風除室の小さな屋根に転進。
スノッパ(スノーダンプ)は私には扱い難いので、作業効率は悪いがスコップで。お昼休憩をして午後は、私は母屋の床の間の上の小屋根を、山ちゃんは納屋を掘りました。
本当は1/2〜3でABのみんなが遊びに来る予定だったのですが、年末に私が体調を崩したため、ワイワイ押しかけたら疲れてしまうから…とジュンコ先生が気を遣って下さって、予定が変更になったのでした。
雪掘り、晩酌、熟睡…の繰り返しで体調もすっかり戻ったよ。またの機会に、ぜひ遊びに来て下さいね。
マタギを目指して修行中2022年1月19日 18:20 /
クルマもすごいことになるのですね。たまげました。一晩で90センチ…やっぱりラッセル訓練行かなくっちゃ!