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7/31 北岳(2日目)

北岳2日目。 メインの目的は、ピークを踏むことではなく、バットレスの取り付きルートを確認し、下部まで行くこと。

2日目は満を辞して朝5時にスタート。 登攀予定の9月は日の出が5:30頃。ヘッデンでスタートする事になりますが、二俣までの道は歩き易く問題なさそうです。大樺沢からは開けているため、夜明け前でも晴れていたら十分明るいでしょう。(後から4時スタートに、した方が良いねと言うことになりました。)

二俣までは20分で来ました。登攀具を持っていたら、もう少し慎重に歩くはずなので、コースタイム通り30分を見込むのが良いかもしれません。

大樺沢から、D沢まで進みます。途中、枝沢の渡渉がありますが、渡渉ポイントはペンキで明確に示されているので間違いません。二俣から、D沢入口まで1時間半。

D沢から、バットレス下部までが一番苦労しました。八本歯のコルへのルートから右に曲がり、ロープをくぐって、バットレスに繋がる場所がどこかを確認します。ほぼ薮とガレ場、ザレ場で、落石注意です。D沢入口から第五尾根、十字クラックを確認し、第五尾根からトラバースが良い選択に見えました。また下部に雪渓が残っています。D沢入口からバットレス下部まで30分。

そのあと、下りに苦労しながら八本歯のコルのルートまで戻り、まだ時間は8時半だったので、山頂を目指すことにしました。

山頂に到着。会長は高度障害対応で、休み休み水分もしっかり取りながら進みます。おかげで全く大丈夫でした。

北岳の山頂は、初アルプス、初3000m超の山、の感動を味わうのに十分でした。素晴らしいの一言。バットレス登れるかな。夢は広がります。

草すべりから白根御池のテンバが見えて、私たちのテントが見えた!と思ったら、あいにく最後に雨に降られました。雨の中テントを撤収してずぶ濡れになって広河原まで戻りました。16時。行動時間11時間、高度障害を懸念して休み休みでしたが、長かった。充実した一日でした。

コメント一覧

viva.climbing2022年8月3日 10:32 / 返信

イヤー 本当にお疲れ様でした。豊富な写真もありがとうございます。バットレスの取り付きの下見も出来て、良かったですね。

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