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11月8日伊豆ケ岳(花桐林道から)

西武線沿線に住んでいる者にとって伊豆ケ岳は馴染みのある山です。

今回はバリエーションとして登ってみようということで廃道となった花桐林道から上がってみました。

西吾野駅で下車して住宅地をぬけて花桐林道入り口へ。

ここが入り口
まだまだお家がありますが、途中のサトウ製薬のサトちゃん?が目印。ちょっと怖い。
林道の舗装道路が終わりますが、めげずに進みます。
舗装道路が終わるといよいよ山道です。
沢をたどります。

踏み跡のほか、沢の左岸、右岸をよく見て歩ける場所を探します。

岩が積まれていて明らかに人工物

途中に岩が積まれていて昔の炭焼きの跡のようです。今でこそ廃道ですが、かつては人々の往来があったんですね。

両手両足を使って、けっこうきつい登りでした。

沢の本流を辿って登っていきましたが、水は枯れあとは登れそうな斜面を見つけて力ずくで這い上がりました。


おだやかな尾根。これをたどれば伊豆ケ岳?

やっと這い上がると穏やかな尾根でした。でも、これは伊豆ケ岳と男坂の間の登山道に突き上げる尾根で穏やかに見えたのは最初のうちだけでした。フワフワした急な斜面を我慢して攀じ登ると人影が見えました。思わず、「そこは登山道ですか?」と叫んでしまいました。

男坂てっぺんからの風景。人影は私たち。

なんとか登山道に合流し、とりあえず山頂に移動しました。

おなじみの山頂

山頂でお昼ご飯を食べて下山にとりかかりましたが、実は地図読みという点では下山のほうが難儀しました。

はい、山は甘くないです。

リーダーは尾根をよんで歩いてくれるのですが、難しい。地形図とにらめっこしても、ちょっとしたことで派生した尾根と間違ってしまい、修正しながら進みました。目印として詳細地図の地名を参考にしたのですが、その地名を書いたテープを発見した時のうれしさ! 

あった! 
岩群の通過はちょっと注意
「とちゅう」と読むのかしら?

登りは沢筋を辿り伊豆ケ岳を目指して 上へ上へと登ればよかったのですが、下山は踏み跡も幾筋もあり、また沢登りをしていると多少荒れた道でも行けてしまうのがよくない。

あれこれ悩みながらの下山でしたが、無事予定時間内で降りることができました。

最初の花桐林道に到達

ドキドキ楽しめた一日でした。

コメント一覧

たーにゃ2022年11月24日 13:53 / 返信

ホントです、山は甘くない。ですね。 伊豆ヶ岳の奥深さを感じた山行でした。

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