• 登山技術研究会アルペンブルーメ|東京都勤労者山岳連盟に加盟する山岳会|岩登り・沢登り・雪山登山が好きなアルパインクラブ|登山の基本技術を研究し指導者を育成する山の会|東京都練馬区を拠点に活動

10/31 越沢バットレス(おまけ)

 越沢バットレスはアルパインに近いゲレンデとして知られています。アプローチの悪さもそうですが、ラッペルポイントでも注意が必要です。

その1

 チェーンにエイト環と鉄ビナがセットされているのですが、チェーンが信用できないのか?黄色のスリングにもロープをかけています。問題は、エイト環や鉄ビナではなく、スリングに直接テンションがかかっていること。これでは残置してくれた方に申し訳ないです(スリングの痛みが早い)。

 

 黄色のスリングはバックアップとして利用するのが良いでしょう(セカンドが回収)。欲を言えば、黄色のスリングにカラビナを一枚残置し、そこにもロープを通せば、よりベターでしょう。

 

その2

 ごちゃごちゃのスリングにカラビナが二枚セットされています。何を慌てていたのか?そのうちの一枚にしかロープを通していません(これはヒヤリハットもの)。

 

 残置カラビナ二枚ともロープを通し、さらに隣からもバックアップを取りました(セカンドは回収)。欲を言えば、怪しいスリングは切って持ち帰り、代わりに新しいスリングを付け直せば、よりベターです(懸垂下降の仮固定技術が必要)。

 リードすることだけが全てではありません。無事に帰ることが大事。精進あるのみです。

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