• 登山技術研究会アルペンブルーメ|東京都勤労者山岳連盟に加盟する山岳会|岩登り・沢登り・雪山登山が好きなアルパインクラブ|登山の基本技術を研究し指導者を育成する山の会|東京都練馬区を拠点に活動

5/30 谷川岳一ノ倉沢烏帽子岩南稜(敗退)

2021年5月30日(日)いよいよ本チャン。一ノ倉沢の岩壁にチャレンジ。メンバーはTナ・Y崎ミ・H野、K崎・Y田、T使・K藤の3チーム7名。

4:40 指導センターに計画書を提出して出発。

雪訓で通ったマチガ沢。

5:30 一ノ倉沢着。

トイレの前はテント村?

ここでハーネスとヘルメットを装着。

5:50 記念写真を撮って、一ノ倉沢へ…。

出会いは晴れていても、谷川岳は魔の山の様相。

白毛門も見えたり隠れたり…。

チョット湿っぽいテールリッジ。

不安な人はクライミングシューズに履き替えます。

7:30 衝立岩の下(中央稜取付き)。

烏帽子スラブのトラバースがまた怖い。

8:00 南陵テラス着。ここでは日焼けが気になるほどの日差し。K崎センパイは半袖ですか?

まずK崎・米田チームがスタート。

続いてT使・K藤チーム。

T使・K藤チームは1ピッチ目を途中で切って、核心のチムニーをT使がリード。

この後、2ピッチ目で事件が…。10時少し前にK藤が濡れた岩でスリップし左半身を打ち付けた。見た目は頬の擦り傷程度だったが、大事をとって下降することに…。

運悪く雨が降ってきたので、通常は落石が多いために避ける烏帽子スラブの懸垂下降。

テールリッジではTナがK藤をビレイ。T使が誘導。Y岸ミ・H野がルート工作(懸垂セット)。追いついたK崎・Y田がロープ回収と、絶妙なコンビネーションで無事に降ろすことができました。

雪渓(特に下り)では軽アイゼン(チェーンスパイク等)が役に立ちます。

17:40 出合着。

天才外科医ブラック・ジュンコが神の手発動。

18:40 指導センター着。

終了点まで行けなかったけど、どうせ雨(雹)だったし、搬出訓練もできて満足。

コメント一覧

happyhappa2021年6月4日 19:23 / 返信

Kさん、軽傷でよかったですね。お疲れ様でした。 カラッと晴れていれば問題ないことも、お天気次第で難儀することもよくあることです。 テールリッジを越えて南稜テラスまで行き、チムニーを越えてきた経験はきっと次回に生きることと思います。  

ちろ2021年6月5日 09:04 / 返信

写真で見るだけでも怖いので、さぞや条件で難しかったと思います。今はゆっくり休んで下さいね。

ちびのすけ2021年6月6日 12:02 / 返信

地理的条件というものの重要性を痛感させられました。白毛門は晴れているのに、目指す南稜はずっと霧の中。雷が鳴って雨になり、雪渓から上がってくる冷たい風も相俟って非常に寒い思いをしました。初めての本チャン、運良く天気に恵まれて登れてしまうよりも貴重な経験ができたのかも知れません。

マタギを目指して修行中2021年6月7日 21:23 / 返信

行く前に会長から、以前に行った時のメンバーで沢靴で登った方がいると伺い、大笑いしたのですが、雨が降ったら大正解かもしれないと思いました。みるみるうちに岩肌を流れる水は沢の様相に。久しぶりに山の天気の怖さを実感しました。下りのぬるっとした逆層のテールリッジが一番シビれました。安定して下れる方法はあるのでしょうか。

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