沢シーズンに入り、まずは奥多摩の海沢で訓練をする予定だったが予想最高気温が21℃だったので、比較的暖かいであろう丹沢に転進。
涼しいならば蛭も活動していないと良いな…などと考えつつ入渓。
昨年7月の遡行時に比べ、かなり水量が少ない。
簡単な滝で練習開始。
岩が非常に脆く、ハーケンを打つ適所がなかなか見つけられない。結局打てる場所は限られているらしく、皆同じリスに打っている様子だった。
私が1ヵ所しか見つけられずにいる間にTナ監督がナッツで支点を作って下さった。下で根気よく待ってくれた皆さま、お待たせしました。
次の滝ではちーちゃんがビレイを練習。まず監督役のK女史が登って…
お次はK女史リード。
大きな岩の下の隙間を利用して、長いスリングを回して支点に。ドッカリと腰を下ろせる場所で、腰絡みビレイ。
さて全員練習したし、次の滝はわりと大きいから右の巻道を行きましょうか…と思ったら、
Tナ監督はスタコラ登って行ってしまった。見上げていると「カモーン」のジェスチャーが…。
や、登れるけどさ、そもそも寒いから濡れない沢を求めて丹沢にやって来たのではなかっただろうか…
泳いでこそいないけど、全身ずぶ濡れじゃん…
ま、良いか。
暫く進んで、簡単に登れるけど落差がそこそこある滝で再びロープを出す練習。中間にハーケンを打ってみた。
ずぶ濡れなのにお待たせしちゃって、申し訳なかったです。
次の大きな滝は、登れるけど滑りやすいので念のため監督がロープを出してくれました。
途中、首が痒くなって、虫に刺されたかと思って掻いたら蛭だった。上から落ちてきたんだろうか?
だんだんお腹も空いてきたし、あとは危ない所も無いのでどんどん進む。
林道に出たら蛭チェックをして、お昼ご飯。
この後、駐車場までの登山道は蛭の巣窟なので車道を行こうか?との意見もあったが、地図を見るとあまりにも遠回りなので諦め、登山道を走り降りることになった。
登山道に差し掛かるや猛ダッシュで降りてゆくTナ監督。遅れを取って蛭の餌食になりたくない一心でついてゆくが、大平橋の上で飯を食ってばかりいてチェストハーネスを外していなかったため、激しくガチャガチャ音を立てながら走る羽目に。
転ばないよう必死に下りながら、今の自分は何かに似ているな…何だったか…あ、チャグチャグ馬コだわ、などと考えていると程なく車道に到達。
再び蛭チェックをしてから、駐車場へ。
皆さま、お疲れさまでした。お付き合いいただき、ありがとうございました。
happyhappa2021年7月5日 00:55 /
チャグチャグ馬コ、見たことないけど想像つきます。 シーズン初めの定番・葛葉ですが、私もヒルは苦手。 ライターで炙ると離れると聞きますが、自分の肌も炙ったりして失敗。 熱した金属で払いました。今はシーブリーズ派かな。