• 登山技術研究会アルペンブルーメ|東京都勤労者山岳連盟に加盟する山岳会|岩登り・沢登り・雪山登山が好きなアルパインクラブ|登山の基本技術を研究し指導者を育成する山の会|東京都練馬区を拠点に活動

餓鬼岳(白沢遡行)・唐沢岳(敗退)

8/27・28(土日)

久しぶりのいい天気〜!3人の行いが良いので神様がお天気にしてくれた!

Yさんとちーちゃんがまたお付き合いしてくださった..いつもありがとうございます

餓鬼岳は遭難する人もいて、なかなか厳しい山なのだとはうっすら感じていたが、何せ欲張りリーダーのせいで沢を遡行してから山頂を目指すという、ちょっと無謀な計画にしてしまった

まあ、結果、2日目に唐沢岳に行く体力が残っておらず、敗退と相成ったというわけで…いろいろすみません

6:30 白沢登山口
橋がかかっているのは登山道 私たちはここから入渓

フリクションがよく効くし明るいので滑っているところも少ない

本当に白い沢
早朝の日差しが木々に当たって美しい

登山道と併走する…登山道通る方がスリリング

左に登山道 先行者が見える
楽しくて時間を忘れる
増水してできたと思われる砂の城
美しい釜

ちーちゃんはへつりに挑戦

私たちはさっさと諦める

簡単そうに見えて足場がない
諦めて泳ぎ出す
やっぱり引き返す
とても楽しそう…実は泳ぎたかっただけなのか..?
思い思いにのんびり遡行
どう見ても上がれそうにない滝が前方に立ちはだかる

ちーちゃんが先に上がって確保してれた

ここいらで脱渓
登山道を行く!足場がすこぶる悪い 沢のほうがマシ

沢道具をザックに入れて登山道を行くと、なんだかすごく疲れる

これは沢道具が重いのだとYさんが気がつき、木の陰にデポしてしまおうということになった

しかし、実際は登山道がきつかったのと沢登の間は興奮していて疲労感が出なかっただけで、確かに荷物を減らしたから負担は減ったけど、いつもより随分疲れる気がしていた

沢登に近いところを登って行く
沢沿いの登山道を外れたらひたすらザレザレの急登
心許ないロープが頼り

大凪山までは激しい登りだった

何かを掴まないと体を上げられないところがしょっちゅう出てくる

上ったと思ったらゲキ下り
10:40 もうわかりました
13:10 ようやく大凪山
唯一少し油断できる道は大凪山から百曲りまでの稜線
ありがと
わかってる
ガレててもやはり白い
15:30 百曲り入り口 さっそくガレている

なんとか暗くなる前には小屋に着けそう

足の速い登山者に『17時頃には着きます』と小屋に伝言をお願いした

白い崖だらけ
16:14
16:53餓鬼岳小屋到着!!

こうして1日目は無事終了

疲れたー

夕ご飯

なんとN会のYの会の知り合いご夫婦が小屋で同室!

幻舞というとても美味しい日本酒をちょっぴり分けていただいて幸せに就寝〜

2日目

4時には部屋の灯りがつく

5時前に朝食を済ませ5時半出発の予定だったが5時45分出発

昨日の登山道を下るのに時間がかかるので唐沢岳往復は厳しいかと身体が感じていた

まあ行けるところまで行こうと出発〜

いつもなら1日寝れば身体が軽くなっているのに、最初の上りからなぜかツライ

でも朝日を浴びて綺麗な景色を見て元気が出てくる

快晴

5:55 餓鬼岳山頂
ザレザレのところは注意して

7:59餓鬼のコブ

あと30分では残り1時間50分の行程の唐沢岳まで到底たどり着けない…

残念だけどここで引き返す

唐沢岳をバックに記念撮影
後ろに餓鬼のコブ
この山行で痩せたからこんなところも余裕で通れます
帰りたくないほどいい天気・いい眺め

しばらく餓鬼岳山頂で名残惜しむ

このあと小屋に戻って

10:45 餓鬼岳小屋出発

最終水場の手前でまたしもリーダー塩分切れで足が脱力という痛恨のミス!

昨日全部塩飴は食べてしまった..最初に来た登山者に塩を譲っていただこうと待ち構えていたら、なんとK夫妻だった!『塩辛いものめぐんでください』というとあれよこれよすごい量の食糧!一番塩分の高いサラミソーセージを譲っていただいた。大変感謝しております。塩分1.9gのご恩は忘れません!

15:25

このあと夫妻は風のように去っていった…Shane! Come back〜も届かない

デポした荷物を持って後はひたすら我慢の下山

この後もこんな道を我慢して

18:00 駐車場着

明るいうちに着けてよかった…

リーダー今回の山行もいろいろ反省、学びました

皆様ご迷惑をおかけいたしました

コメント一覧

こぶたーにゃ2021年9月4日 23:04 / 返信

なかなかデンジャラスな登山道で、大変体力を消耗しました 持参したワインを1杯しか飲めないという情けなさ 帰ってから、筋肉痛 食べた割には痩せてた! 恐るべし、餓鬼岳 でも、めっちゃ楽しかったなぁ。 Y梨県のテント泊のおじさんは遭難のニュースがないところをみると無事だったのだろう 良かった

マタギを目指して修行中2021年9月5日 06:58 / 返信

反省点 ➀地図を何度も予習してから行く ②おおまかな登山道の状況を調べる ③夏は塩分、水分とも十分に補給する ④食料は1日ごとに非常食を持っていく →②は難しいかな… 高低差だけで考えて、大丈夫だろうなんて甘い見通し。車の運転と同じで、もしかしたら…って用心していかないといけないと再認識しました。メンバーのお2人にはご迷惑をおかけしました。次は綿密(?できるのか技術的性格的に?)に計画を練ろうと思います。 Y県のオジサマ無事だったのでしょうね。安心しました。

ちろ2021年9月16日 23:36 / 返信

楽しくもなんと厳しい山、3人のパワーに脱帽です。みんなキラッキラ素敵! そしてお疲れ様でした

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