• 登山技術研究会アルペンブルーメ|東京都勤労者山岳連盟に加盟する山岳会|岩登り・沢登り・雪山登山が好きなアルパインクラブ|登山の基本技術を研究し指導者を育成する山の会|東京都練馬区を拠点に活動

11/14 湯河原 幕岩(おまけ)

間違い探しです。隣で登っていたグループのトップロープ支点ですが、まずい点を三つ以上探してください。

次はトップロプ支点を回収する会長。手順の間違い(おそらく撮影のためのヤラセ?)を指摘してください。

答えは次回のミーティングで…。

コメント一覧

マタギを目指して修行中2021年11月23日 11:42 / 返信

1問目:①左の環付きカラビナの上下が逆。②クアッドシステムが捻れている③右の環付きカラビナの支点ががアンカーボルトかマイロンでない(△)④左のマイロン支点のカラビナがチェーンの上に重なってかけられている⑤クアッドシステムに複数個の環付きカラビナが掛かっていない、カラビナが横を向いている、ロープがラペリング用のカラビナに掛かっている 2問目:会長がされている作業をまだやったことがないのですが、終了点に来たらメインロープをまず支点の環付きカラビナにエイト(かクローブヒッチ?)で固定そのあとセルフでしょうか。この前のマルチピッチのだとダブルだから1本は確保されているのでもう1本をクローブでした。ご教示ください。

yo-ko2021年12月6日 22:52 / 返信

会長の回収の写真について。 終了点には立派なボルトが2つ設置されていますが、お互いにチェーンで繋がっているわけではない。 それぞれ独立したボルトからチェーンが垂れ下がっている状態です。 写真ではボルトの片方からセルフビレイ、もう片方で結び替をしています。 つまり一個の支点だけでセルフビレイをしている状態です。  クイックドローを使うなりしてもう一個のボルトからもセルフビレイを取りたいところです。 同様に結替えも、残置カラビナを一個しか使っていませんね。 ラストの写真のように残置カラビナ2個使いましょう。

happyhappa2021年12月6日 23:11 / 返信

セルフビレイについてざっくり言うと、 ひとつのピッチを登り、クライミングを継続するならメインロープを使いクローブヒッチで。 すぐにロープ・登攀具を回収して降りるならPASが便利です。

マタギを目指して修行中2021年12月6日 23:26 / 返信

トップロープならPASで、マルチならメインロープなのですか…どうして違うのですか。○カでもわかるように日和田で教えてください。よろしくお願いします。

    ヒコちゃん2021年12月9日 16:44 / 返信

    正確に言うとアンザイレン(パートナーとロープでつながっていること)の場合、万が一にも互いの墜落に引き込まれないように、セルフビレイはメインロープで…ということが原則になっています。 では、肩がらみ確保ならいざ知らず、優れたデバイスでビレイしている現在、相手の墜落に引き込まれてしまう状況とは、いったいどんな場合か…というのは日和田で考えてみましょう。

ブルマ2021年12月9日 17:21 / 返信

そろそろ答え合わせ。 問1はトップロープ支点の間違いですが、どれも致命的とまでは言えません。ただし、マナーとして非常にまずいのは、懸垂下降用に残置されているカラビナを利用しているということ。そのルートをリードする場合のロアーダウンに利用することもあるので、フリーにしておくべきです。何よりトップロープでゴリゴリ削ったのでは、善意で設置してくれた方に申し訳ありません。 この点が押さえられていたら問1はOKです。

ブルマ2021年12月9日 18:34 / 返信

問2はトップロープ支点の回収手順です。回収後にロアーダウンするにしても、懸垂下降するにしても、回収作業中はセルフビレイが肝心です。セルフビレイは2ヶ所以上のボルト(アンカーポイント)を連結することが原則なので、まずはセルフビレイの原則から外れていることが指摘されます。会長はリードした場合の結び替えを練習していたのだと思います(結び替えについては会員の部屋ABスタンダードで説明しているので省きます)が、トップロープ支点の回収であれば、すでに2ヶ所以上のボルトが連結されているはずなので、そのマスターポイントでセルフビレイするのが良いです。さらに言えば、このルートの残置カラビナはゲートが開くので結び替えすら必要ではありません(会長は練習していただけだと思いますが、万一ゲートが開かなくても、ABでは懸垂下降の練習に力を入れているので大丈夫です)。したがって、この場合の回収手順は、終了点まで登る⇒マスターポイントにPASを掛けて荷重⇒メインロープを緩めてもらって残置カラビナ(2枚)に掛ける⇒メインロープを張ってもらって荷重移動⇒トップロープ支点を回収⇒ロアーダウンとなります。※個人的にはロアーダウンではなくて懸垂下降がベストだと考えますが…(問1と同じ理由)。

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