準備中にテントの点検をしたら、ポールの破損に気が付きました。
補修用のポールがあるので交換します。
まずは、エンドチップを引き抜いて、ショックコードから外します。
破損したポールを外して取り替えます。
ショックコードが縮んだままでは元に戻せないので、引き出して止めておきます(ショックコードの末端は解いておくと通しやすい)。
簡単に解けるスリップノットが良いでしょう(要らないポールで止めておきます)。
元のようにショックコードをポールに通したら、エンドチップに引っ掛けて戻します。
ショックコードも良く点検すると、中のゴムが切れて外皮のみでつながっていました。これも交換しなければいけません(トホホ、やり直し)。
ショックコードの予備は、備品として付いていないので買わなければいけません。計ってみたら3メートルでした(4—5人用)。交換方法はポールと同じなので省略。
蛇足ですが、ポールを折りたたむときは、ショックコードに偏りが無いように、真ん中から折り始めます(偏ったまま長期間保管すると、ゴムが伸び切って耐用年数が短くなります)。
真ん中で折ったら、さらにその真ん中(必ずしも1:1ではなく3:2もしくは2:1になることも…)。
ポールもショックコードもジョイント部分が傷みやすい。ポール袋をみても、その部分が傷んでいる。
原因の一つがザックへの外付け。傷つきやすいだけでなく、落として無くしやすいので、必ずザックの中に優しく収納しましょう。
できればピッケルやワカンなども全てザックの中に収納したいですが、その形状から難しいです。せめて落とさないように正しくセットしましょう。ただし街中を移動するときには危険で迷惑です(自家用車の中でも…)。プロテクターを付けたうえでギアバックに入れて運ぶことがマナーです。ギアバックはそのままテント内での整理袋としても利用します。