水根沢に行こうと思っていたけど、雨が多かったので増水を嫌って転進。ここのところ毎週来ている大菩薩方面の沢に、今日は釣りの師匠として山ちゃんに同行してもらった。
林道小菅線沿いの駐車場に車を停めて、身支度をして8:20に出発。
20分くらい歩いたので、ここに車を停めた方がラクだったと後悔。ここから踏み跡を辿って入渓。
水が透き通っていて綺麗な沢だ。牛ノ寝通りを挟んで反対側の葛野川水系の沢に2週連続で入っていたが、あちらは茶色い水の急峻な沢で、魚もいない。
美しい連瀑帯が終わると退屈なゴーロになる。
釣りの練習をしながらなので、ペースはゆっくり。
滝場と退屈なゴーロ歩きを繰り返す。
天狗棚沢の出合はインゼルと区別つかなかったのか気付かず通過。標高1,505mの「奥の二俣」には左から綺麗な滝が掛かっていたが、写真を撮りそこねた。
そろそろお楽しみゾーンは終わりかと思いきや、苔むした階段状滝が。
こんどこそ、美景とはおさらばかな…。
ガレに埋まった谷の中に、可憐な花を咲かせる苧環を見つけた。
標高1,690mで山道に上がる。
目処も立ったので、水の確保と大休憩を。再び歩き出して10分程で登山道へ合流した。錆びた旧い標識によると「ニワタシバ」という地名らしい。
あとは歩き易い登山道を飽き飽きしながら降りて、終了。山ちゃん師匠のスパルタ特訓、勉強になりました。