• 登山技術研究会アルペンブルーメ|東京都勤労者山岳連盟に加盟する山岳会|岩登り・沢登り・雪山登山が好きなアルパインクラブ|登山の基本技術を研究し指導者を育成する山の会|東京都練馬区を拠点に活動

8/11 日帰り鞍掛沢

姐さん、鞍掛沢の情報をありがとうございました。

私たち4名も鞍掛沢にいってきました。

8月11日は山の日。渋滞を避けるために早朝3時から集合ってほとんど夜です。

早起きのかいがあって矢立の駐車場には6時半ごろに着いたのですが、

霧が出て雨もパラつくし不安です。とりあえず林道終点まで行くことにしました。

お天気が心配です。入渓できるのか、はたまた日向山登山となるのか。

幸いにも歩いているうちに、だんだんお天気が回復してきました。

林道も終点に近ずくと3つのトンネルがあります。

林道の終わりから沢へ下降するのですが、ロープが張ってあります。一部分はロープの表皮が

はがれていてちょっと要注意です。

けっこう急で緊張しました。
いざ入渓

いざ入渓すると、あたりはぱっと明るく岩の白さに気が付きます。

短いゴーロ歩きで最初の4メートル滝が出てきましたが、朝一番ということで右からチョイ巻き。

右側をチョイ巻きした後は滝の上部をトラバース。

次に出てきたのは夫婦滝。K子リーダーはつるつるスラブを登ることにしました。

夫婦滝

滝の左側の下部三分の一までは行ける感じ。行ってみると、残置ハーケンに細引きがついていました。ここを確保支点としてさらに3分の一には、もうひとつお助け細引きがあり、そこから上がツルツルスラブの核心。ちょっと上には残置ハーケンが一個、落ち口付近には2個。

力強くリードして、確保してくれるK子さん。

鞍掛沢は直登できるか、出来なければ基本巻きがあります。

南アルプス天然水の透明感に感激しつつ、どんどん進みます。

歩けるところを探して進みます。
きれいな沢にテンションもあがる。
直登したり巻いたり
とっとこ、とっとこ。
童心に帰って泳ぐ。エメラルドーグリ-ンの渕

そろそろ乗越沢との出合いがあるはずです。姐さんのアドバイスを思い出し慎重に歩かなくては。

高度、地形から言ってどうやらここらしいです。

水流に沿って登って中ほどから左にトラバース。藪の中にはしっかり踏み跡がありました。

でも、ちょっと躊躇しました。

遡行図から想像していたより立派な入り口で、本当にここ?と戸惑いましたが、進んでみると

しっかり踏み跡もありました。

登ってみると樹林の中へ踏み跡があります。

乗越沢に入ると渓相がガラリと変わりました。

一言でいうと奥多摩のような、いつもの見慣れた感じです。

乗越沢に入るとだんだん水も少なくなっていきます。

時々アザミにチクりと刺されますが、地獄というほどでもありません。

最後の詰めです。藪こぎはありません。

日帰りの沢ということですが、入渓してから鞍掛山のコルにでるまで6時間ほどかかりました。

コルから日向山まで2時間、日向山から駐車場まで1時間の予想です。

疲れているので注意して行動しなくてはならないのですが、

どうやらヘッデンなしで下山できそうです。

日向山方面

駐車場にもどると18時でした。最初の林道歩きも含めれば実に11時間行動となりました。

長い1日でした。

コメント一覧

2022年8月17日 07:34 / 返信

あり?コレじゃないと思ったのが、乗越沢だったのか。いやー、反省。日向山、行きたかったな。皆さんに拍手です!

kuishinbo2022年8月17日 20:22 / 返信

女子4人でのオンサイト沢完走、凄いです。K子リーダー、カッコいい〜♬

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です