20230102チバンドキャニオンへ

新年最初の山は、以前から気になっていた小鋸山。鋸山は観光地としても有名ですが、2019年の台風で登山道が一時通行止めになるほどの被害を受けた。小鋸山は千葉のグランドキャニオンと言われる場所にあるところ。こちらは鋸山ほどは有名ではないので、結局、誰にも会わず。鋸山方面へ下山を始めたらようやく登山者がいました。

小保田（こぼた）バス停から進んでいくと、水仙が咲き乱れています。

先の嵯峨山の手前には水仙ピークなるポイントもあるらしい。すいせん協会が手入れをしているそうだ。

はじめのうちは里山風景だったが、だんだん台風の爪痕が残るえぐれた登山道が出てくる。
倒木も多く、それでも時々整備に入ってくださっている方がいるようで、ところどころ、チェーンソーの木屑が落ちていた。
アップダウンを繰り返し、やせ尾根を渡り、根っこに気を付け、倒木をまたぐ。凝灰岩は脆いので、掴むのも神経をすり減らす場面があり、なかなかデンジャラスな登山道だ。ピンクテープは多く、道迷いは少ない。

突然開けた場所に千葉のグランドキャニオン（通称：チバンドキャニオン）がドーンと出てくる。
映画の撮影などによく使われるそうで、たしかに仮面ライダーが戦っていそうな場所だ。

写真では伝わりずらいけど、誰もいない採石場跡はなかなか壮観だ。

浜金谷で念願のアジフライ、煮魚。定食はチョイスできて、お刺身付き。ビールも進みます。

帰りは特急でゆったり帰京。

鋸山は観光地だと少し敬遠していたが、産業遺構を見るのも楽しい。

そして、チバンドキャニオンはぜひ、小保田方面から行く方がおすすめ。