松木沢ジャンダルムに行ってきました。ジャンダルムといえば、私ですら名前を知ってる北アルプスのソレではなく。【ジャンダルムはフランス語で憲兵の意。主峰を守るかのように山稜上に立ちはだかる塔状の岩峰をいう。】バカと何とかで、私は高くてドーンと聳える岩が好きです。前から憧れていた松木沢ジャンダルムに行く機会が持てて幸せです。登る前に、どんなルートかよく確認します。
全部で6p、上部3pを登らせて貰いました。また懸垂下降では、ファーストで降ろさせて貰って、合宿の成果を発揮するチャンス!と頑張りました。岩が大変脆いため、注意が必要です。
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1P(Ⅴ30m)立った凹角状をフォロー。2P(Ⅳ25m)スラブ、フォロー。3P(Ⅱ25m)がれた岩場、フォロー。4P(Ⅴ40m)3本走っているクラックを登る。もちろん一番簡単な右からリード。5P(Ⅴ25m)フェイス。リード。(ルートを間違えた?Ⅴ級は全然ない感じ)6P(Ⅲ25m)脆い凹角をリード。
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私の大好きな日光エリアで、クラック、スラブ、フェイスと様々な要素がある岩場を登れて幸せでした。難易度は初級者(マルチ2年目)の私でも手足が多くて登りやすいと感じました。風景も素晴らしくまた来たいと思います。
山頂からの眺め
松木沢と言えば、足尾鉱毒事件で、銅を精錬する際の亜硫酸ガスで禿山になった地域で有名です。地元の方の植林の努力で緑に覆われてきていました。