持山獅子岩。去年の11月に、Mさん、Nさん、カピと初めて来て、フェイスってこんなに怖かったっけ、と、洗礼を浴びた岩場。谷川岳は凹状岩壁でお腹一杯になったので、翌日は子持山獅子岩で登ろう!と転進して来ました。AB外の登れる皆さんに混ぜてもらっています。
昨日は1ピッチしかリードしてないので、リードさせていただく。前半・後半、半々で、と提案していただきましたが、全ピッチリードさせていただきました。(泣き言言いながら)
1.2P 5.7,繋げて。体重く、なんだか怖くて一歩が出ない。とてもとても時間を使って登る。
3p 5.7。右に大きなフレークがあり、ここは登りやすい。
4p 5.8。スラブがあり、ここが核心らしい。以前は回避した場所だけと、アレ?こここんなに簡単だっけ、と、気持ちよく登れる。
5p 5.7。結構立っていて高度感アリ。
6p 5.7。ここは前回ロープがスタックしたため登り降りを何回かやったため、登りやすい。回数を重ねるのは意味があるのだと思う。
ここで終わりお疲れ様ー、と思ったら、gu アニキが、おもむろに支度して、おまけのピッチいくよー、と。えええー。。6ピッチリードしてクタクタなんですけど。そんなことに頓弱せず、アニキが取り付く。ここは獅子岩の耳?人工登攀のピッチで、スリングでアブミを作って凹角を登り、その後被った壁の下にカムを決めてトラバース。ぐるっと回り込むと、クラックがあって、ハンドフットジャムを決めながら登る。クラックのサイズとしてはフィスト。
人工登攀はまだ壁の中のボウフラレベルから脱出できていないけれど、フォローで登らせていただく。むしろ人工登攀のあと、このコケだらけ砂だらけのスラブに乗り込むアニキが信じられない。リードなのに!?クラックも、継続はなんとやらで、マシになって来た。思ったより早く登って来た!とアニキ。そうでしょうとも、12ピッチはカタツムリのように遅かった。ずーっとビレイさせてさぞ退屈だったことだろうと思います。課題、フェイスが弱いからもっと登りこまないとダメ。かつ、クライミングスキルが低すぎる。精進しよう。と決意を新たにしました。