奥多摩の沢と聞くと倒木があったりボサボサだったりと思いがちですが、水も綺麗、スッキリとした気持ちのよい沢でした。
8時50分入渓。すぐに小ぶりのゴルジュ地帯に入ります。のんびり眺めいたら、間が空いてしまいました。早速ご迷惑をおかけする私。皆さまに助けられながら、遡行を続けます。
途切れることなく滝が出現するので緊張します。普段より水量がやや多いようで、すべての滝が名前のある滝に見えてきます。高度のあるところは遠慮なくリーダーのCさんにロープを出して頂きました。
一見なんの問題もないような滝でも、意外や意外, 上から引っ張ってもらってやっと超えられた滝もあります。
こちらはへつりの練習も楽しめるという滝。ドボン!の連続でした。
滝を越えたらまたもや滝。は私達は右岸を巻きましたが、Cリーダーはチャレンジ。つるつる滑りましたが完登しました。
ハイライトは15メートルの大滝ですが、どの滝もとうとうと水が流れていてなにか特別扱いなしで越えてしまったようです。炭焼き小屋跡も結局はっきりしませんでした。
12時には斜面をあがって登山道にあがり, 三国峠で靴を履き替え食事をしました。
帰り路は長尾尾根を降りて14時ちょっと前に熊倉沢との出合いの落合橋に戻ってきました。
短い沢でしたが、盛り沢山の贅沢な沢でした。