• 登山技術研究会アルペンブルーメ|東京都勤労者山岳連盟に加盟する山岳会|岩登り・沢登り・雪山登山が好きなアルパインクラブ|登山の基本技術を研究し指導者を育成する山の会|東京都練馬区を拠点に活動

大師匠クリニック 第4弾〜リードとツララ〜

土曜の朝に大師匠と合流すること連続3週目。Y岸家のお熱にお付き合いいただき、本当にありがとうございます…!

朝7時、いつものように八ヶ岳山荘の駐車場で支度をしていると、見覚えのあるハイゼットちゃん登場。都連盟救助隊のT内さんパーティだった。角木場の氷柱へ行くという彼等と別れて、お馴染みの河原奥の氷瀑へ。

相変わらず薄いが、先週よりちょいとマシか

支度をしながら何となく場の雰囲気を読む。私がリードする雰囲気かなぁ。先週登った感じでは大丈夫だろう。行ってみよう。

今期はクライミング技術が上がっているので余裕があり、苦手なスクリュー設置も落ち着いてやれた。昨シーズンに一度リードした時の必死さとは雲泥の差。

山ちゃんは仕事の疲れが残っていて途中で足がつってしまったが、少し休んで完登。

その後交代で登っていると後続パーティが到着し、空いている氷柱にトップロープを一本かけたが、氷柱より下の緩傾斜の部分で練習している様子だ。私達が撤収して場所を交代した方が良さそう。彼等に声をかけてから、大師匠と私が登ってトップロープを回収し、そのまま氷柱用の残置支点へ移動。トップロープをかけて、懸垂。

先週は私だけ登らせてもらった氷柱、山ちゃん初トライ。

しばらく貸し切り状態で氷柱を登っているうちに、いつの間にか氷瀑の方で大師匠クリニックが始まっていた。私は今日の目標(リード)は達成してしまったので、欲が出てだんだん氷柱の左側へ…。

氷柱の左側の被ったところには他人が登った痕はなかったけど、学んだことをキッチリ押さえれば私でも登れるんだ!と感激した。

★氷柱登りのポイント★

・前爪でチョイチョイと氷を削って小さなスタンスを作ったら、最後にそこにしっかり爪を押し込んで。

・手足は対角に配置し、余った足でバランスを取って。

・場所がホールド・スタンスが限られていて手足の対角バランスが悪い時は、体幹を横に移動させて(腰を捻るような感じ)バランスを取る。

・被っていて辛いけど、なるべく脚・身体を伸ばして上にアックスを打つ。手数を減らさないと上まで腕力が持たない。

山ちゃんがもう一度見たいから登ってくれというので、腕力が持つか半信半疑だったが再トライ。つい出来心で、更に左の被ったところへ。

山ちゃんも左寄りにトライし、完登。いや〜二人とも、昨年とは別人のようです。

〜Day 2へ続く〜

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