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真夏の城ヶ崎でクラック Day 1

内陸の岩場はどこも雨予報の週末。軽い雨予報なら負けじと小川山に通ってきたけど、今週末は諦めて行先変更。伊豆の東海岸は、日本列島を覆う雨雲から上手いことハミ出しているのだ。

晴天だし、海風が涼しい!

ヒトミちゃんが大師匠とのご縁を繋いでくれたのが昨年の夏、やはり内陸の天候が悪くて転進してきた城ヶ崎でのことだった。フナムシロックで暑くてヘロヘロになりながら、初めてのクラックのリードを後押ししてもらったんだ。

ヒトミちゃんが撮ってくれた写真

クライミングに自信がなくてリードとは無縁だった私にとって、初めての、明確にリードを目的とした岩トレだった。

ヒトミちゃん、もう一緒に行けなくなっちゃって寂しいけど、あたしもエミコリンもリード頑張ってるよ。真夏の城ヶ崎は、頑張るようになったキッカケを思い出せる場所。


1日目、道が混んでいて少々遅めの到着。シーズンにはいつも混んでいて敬遠していたファミリークラックに来てみると、この時期には珍しく先客が。とは言え充分に空いている。

まずはベビークラックから

アニキが朝イチのリードで、ベビークラックの終了点構築に行ってくれた。次回は自分でやらないとね。続いてエミコリンがリード。そして私の番になって登ってみると、カムの配分を失敗。もう一度やり直し。Rちゃんは大師匠からカムについての講義を受けてから参戦。ビギナークラックでも代わる代わる練習が行われていた。

ベビークラックとビギナークラックは、リードだけ。続いてシスタークラックは、まずトップロープで練習。

まだクラッククライミングなんて知らない頃に一度だけ先輩に連れてきてもらって、シスタークラックもトップロープで登らせてもらったことがあるのだが、その時は手が抜けてしまって敗退だった。今回は、2種類持っているクラックグローブのうち厚い方を着けてチャレンジ。グローブのおかげと、ジャミングに慣れてきているので、意外なほど簡単に登れてしまった。リード、出来るかも…?

自分を鼓舞するようにエイッとロープを抜いた(勢い良すぎてロープダウンと言うのを忘れてしまったが…)。まだRちゃんが登っていないから、リード完登してロープをかけて来ないと。

シスタークラックをリードできたの、嬉しかったな。

一番易しいグレードから登り始めて、シスターが5.9。この後はアニキにお願いして、10aや10bのクラックを体験させてもらっちゃおう。まずは「アンクルクラック 5.10a」から。

やはり10台になるとぐっと難しくなる。被っているというだけで苦手意識もある。ジムで傾斜強めの壁に慣れた方が良いかな。2段目の乗越しはハイステップになるので、これも私には辛いところ。ちなみに昔は3段ハングだったのが、波に運ばれて積み上がった石で壁の下部が埋まって2段になっているのだそう。昔はもっと難しかったわけだ。

続いて「新人クラック 5.10b」。

たぶん、トラヴァースが核心なんだろうけど、私にはトップロープでも無理だった。良いスタンスがなくステミング、足が滑って終了。私の課題は、足だ。

朝から心地良かった海風が午後には少々強すぎるくらいに吹いて、想像以上に涼しかった城ヶ崎。明日も頑張ろう!まずは酒とツマミを買いに行って、大重丸さんで英気を養わないとね。

〜Day 2に続く〜

(2024年8月24日実施)

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