• 登山技術研究会アルペンブルーメ|東京都勤労者山岳連盟に加盟する山岳会|岩登り・沢登り・雪山登山が好きなアルパインクラブ|登山の基本技術を研究し指導者を育成する山の会|東京都練馬区を拠点に活動

秩父槍ヶ岳に行ってみた

10月も沢に行くつもりでいたのだけど、なんだか今年の秋は寒くなるのが早くて…アッサリ沢シーズン終了を決めたY岸家。10月最後の日曜日、天気が良いのでアルペンブルーメの会合で小耳に挟んだ「秩父槍ヶ岳」という山に行ってみることにした。

ポコッと突き出てる岩が秩父槍ヶ岳。槍というより鉾?

ネットで調べると「難しい」と書いてあるので、用心して早起きし5時ちょっと前に自宅を出発。道が空いていて、距離の割に早く7時には登山口に到着した。少し前に到着したらしい単独の男性が、ハーネスにスリングやカムをたくさん付けて出発していった。バリエーションルートから秩父槍に登るのだろうか。こちらも身支度をして、相原沢に沿った登山道を登り始める。

朝7時、陽の当たらない沢沿いの道は寒いです

寒くて、耳当てを持って来なかったのを後悔しながら登る。一方山ちゃんは汗びっしょりで、とても同じ生き物とは思えない。沢沿いに付けられた道は良く踏まれており、ペンキマークも多く分かり易い。

遊歩道として整備されたらしく、所々に手摺の土台が残っていた

標高800mくらいから登山道は沢を離れ、ジグを切りながら尾根へ向かう。やっと身体が温まってきた。

標高1,140mくらいで尾根に乗る。小休止

ここから尾根ルートで標高1,450mのピークを目指す。なかなかキツい登りで、脚が鈍っているのを痛感。

写真の奥に1,450mピーク

1,450mピークの少し南側で支尾根から主尾根に出た。我々の進行方向の逆、南西方面には大きな「通行禁止」の表示。二里観音の避難小屋に繋がる尾根だから、道が無くても行く人がいるのかも知れない。北へ進むと1,450mピークの先は急な下りになっている。標高差にして50mほど降りて少し登り返すと、登山道から右に少し外れたところにピークが見える。登ってみると標識が。

「秩父槍ヶ岳」の上に赤い字で(コンサイス)と書かれている。

予備知識無しで、かつ標識の薄れた文字を見落としたら、ここが秩父槍ヶ岳だと勘違いしかねないのでは…。このピークは「コンサイス秩父槍ヶ岳」という山で、標高1,430mくらい。妙な山名だなぁ。目指す「秩父槍ヶ岳」は1,341mだから、またひと降りしなければ。

秋晴れに紅葉が映えます

標高差90mほど降りると、北側に突き出した展望の良い場所があったので、写真を撮った。

たぶん、横八丁の奥に赤岩尾根

少し降りて登り返すと秩父槍ヶ岳に到着。

お疲れさん

昼食には早いし、休んでしまうと登り返すのが面倒臭くなりそうなので1,450mピークまで戻ることにする。

急斜面の登り返しはなかなかしんどい。それにしても道標のピンクテープが多い山だ。道迷い件数が多かったのだろう。支尾根から上は踏み跡が薄く、それほど大人数が入っている印象はない(今日も誰にも会わなかった)のだが。

サラサドウダンの紅葉

1,450mピークのあたりは西から冷たい風が当たるので、支尾根を少し降りて昼食休憩。木の葉が落ちる音と小鳥の地鳴きしか聞こえない。静かな所だ。

昼食を終えて歩き出す。急な下りをこなしていくにつれ、少しずつ沢音が近くなる。朝は寒々しく見えた沢も、正午を過ぎて陽が差すと魅力的に見えてくる。

意外と水量がある沢です

往路では気付かなかったログハウス風の建物が見えたので、寄ってみる。

前の写真の滝を見下ろす位置にある。

広くて立派な東屋だった。夏、泊まりで沢訓練とかやったら楽しいかも!

沢を眺めながらしばらく下り、登山口に戻ってきた。看板には埼玉県警察山岳救助隊からのメッセージが貼られていた。ネットの情報をもとに通行禁止のルートに入っての遭難が多発しているとのこと。

「何度もここで救助している」と書いてある

朝ガラガラだった駐車場はいっぱいになっていて、路肩にも車が停められていた。行楽日和で道が混みそうなので寄り道せずに帰路についた。

帰宅後YAMAPの記録を見ると、歩いた距離が6.5kmと短い割に累積標高差が1,110m。トレーニングに効率の良い山だったようだ。

コメント一覧

カマキリ2023年8月20日 18:13 / 返信

2023年8月19日(土)に相原橋の登山口から登ってきました。天気はよかったが、誰にも会いませんでした。展望は期待出来ない山だが、登りがいのある山ですね。

    ちび2023年8月21日 04:49 / 返信

    カマキリさん、コメントありがとうございます。紅葉の時期でも、なかなかキツイ登りで大汗をかいた覚えがあります。今年の猛暑に怯まず8月に登るなんて、強いですね…!

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