• 登山技術研究会アルペンブルーメ|東京都勤労者山岳連盟に加盟する山岳会|岩登り・沢登り・雪山登山が好きなアルパインクラブ|登山の基本技術を研究し指導者を育成する山の会|東京都練馬区を拠点に活動

火打山・サクラ沢偵察/冠着山偵察

メンバーはYさん、Tさん、私。やっぱり付き合ってくださって感謝しかありません!(詳細はヨバリ沢をご覧ください)

10月24・25日でサクラ沢偵察および火打山登頂を計画していました。ところが、北海道に発達した低気圧があり、天気図は冬型。つまり日本海側の天気は絶望的ということが前日に分かりました。それでも、行ってから考えようと思い、計画を決行しました。

・・・結果は、サクラ沢偵察は完遂。翌日の火打山は断念。突如予定変更して冠着山偵察に行きました。

青空混じりの妙高山

10月24日笹ヶ峰キャンプ場には予定通り8:30着。今日はサクラ沢偵察。

少し雪の被った妙高が見え、手前の山は紅葉で、晩秋の山という感じでした。

リアカーでテント場まで荷物を運ぶ。後ろ姿に違和感ないと思ったのは私だけでしょうか…
杉野沢橋駐車場。知らない軽トラにちょっと失礼します…

Yさんの下調べのおかげで杉野沢橋まで車で行けることが分かり、テント設営や荷物の整理などで予定より遅れていた時間を挽回!

予定通り10:00に偵察開始。

紅葉が綺麗。YさんもTさんも紅(黄)葉色にコーディネイト
堰堤を左手に見ながら

遊歩道とは到底思えないヌルヌルツルツルの急登。

見た目より急で滑ります
ヒコサの滝

10:30ヒコサの滝展望台?これまた?な展望台到着。

道標右手の小道に入っていきます
地図にないような沢を赤テープを頼りに進む

ヒコサの滝からは踏み跡とたまにある赤リボンを頼りに進む。笹薮だったり、沢だったり、肥溜めのような泥沼だったり。

入渓地点を知らせる青スプレー。ここはスルー
地形から惣兵エ落谷の出合をチェック

GPS、地図、地形、赤テープを頼りにどんどん進むと、テープが密になり、やがて途切れた。

サクラ沢出合、ここでテープが途切れる。奧に見えるのは火打か。
荷物を置いて偵察中

11:45 ここでテープが終わっており、沢に降りる踏み跡あり。Tさんの偵察により、ここからサクラ沢に降りられそうとのこと。本来の目的を遂行したので、引き返し、まだ午前中なので、帰りに鍋倉谷に降りる経路を偵察することにした。

ここから沢方向に笹薮を行く

鍋倉谷に降りるためと思われるテープに沿って行くが、数少なくて見失うため、Yさんが一時人質となる。

急坂を下ると
鍋倉谷が真下に

12:50 なんとかテープ頼りに鍋倉沢に降りられそうなのを確認した。

当初の目的は果たしので、ここで帰ることにする。

ヒコサの滝展望台に戻って来たら、Tさんが何やら怪しい動き。また杖を作っていた。
谷に流れ落ちる紅葉(どこかで見た句)

14:00 杉野沢橋駐車場

14:15 笹ヶ峰キャンプ場

10月25日 今日は火打山に登るはずだった…

けれども、

火打は灰色の重たい雲で見えず
昨夜の雪が凍っている

冬山装備がないと登山は厳しい、との判断で、急遽、天気のいい長野に行き先変更!

すっかり冬景色

坊城平いこいの森キャンプ場を目指す

8:00 鉄門を越えると手彫り感満載の可愛い木彫りの置物がお出迎え

8:45 キャンプ場出発

朝日が美しい

9:10 児抱岩 

一応、児抱岩をイメージしたポーズ
この写真ステキ!(ちなみに被写体のことではありません)
ステキ

9:45 さてここから折角準備したプルージックでアセンド練習

Yさんは滞りなく登って行く
私は要領悪くてなかなか登れないので下からパッシングされる

パッシングしてはいけないっておっしゃっていませんでしたか..?

Yさんは落ち着いて練習終了。

11:10 山頂到着

冠着山山頂 ポカポカ陽気
北アルプスに冠雪
私がまとめたダメなロープ巻きをやり直してくださった

11:45 下山開始

12:20 坊城平キャンプ場

とりあえず、サクラ沢偵察は無事終了しました。

来年一緒に行ってくださるといいのですが…

コメント一覧

こぶたーにゃ2020年10月28日 15:30 / 返信

お疲れ様でした。 J子さんの入念な下調べに感謝です。 サクラ沢、来年楽しみにしています。 激籔覚悟で頑張りましょう。 児抱岩のある姥捨山に放り出されないように、頑張りたいですね♥

    マタギを目指して修行中2020年11月5日 14:24 / 返信

    来年夏、よろしくお願いします。修行続行で!

2020年11月10日 05:36 / 返信

一応、ヒヤリハット… 二日目は、計画にない場所へ行き先を変更しましたが、山行管理上は無届山行となり、他の会では禁止されている場合もあります。 ABでは、特に禁止されていないので、保険が適用されない場合があることをメンバー全員が許容したうえで、責任ある行動をとれば良いと考えています。 その、責任ある行動として一番大事なことは、行方不明にならないための手立てを講じることだと思います。 今回は、ABのLINEグループに行き先の変更を連絡したつもりでしたが、それが上手く届いていなかったことを下山後になって気づきました。 同様なことが計画書の提出や下山連絡でもありえます。 必要事項が通信できたことを、連絡した当人だけでなく、同行メンバーが確認することも必要だったと思います。

    NATSUME2020年11月10日 05:50 / 返信

    おっしゃる通りでした。ちょっとした確認不足から事故は起きるのだという知識はあるのに、実際にその場にいるとなかなか気がつかない。リスクマネージメントは基本的にはリーダーがするべきなのに、責任感が不足していました。

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