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谷川岳・西黒尾根で雪洞体験

2021年2月27日(土)~28日(日)谷川岳の西黒尾根で雪洞ビバークを体験してきました。メンバーはTナ、I葉、Y崎、S根、T使、N山の6名。

6時に練馬を出たのに、久しぶりの渋滞で、ベースプラザ着は10時ころ。支度にもてまどり、出発は10時50分。

指導センター脇でワカンをつけて、S根さんがビーコンチェック。ここで期待通りショウくんのワカンが着けられません。買ったまま靴に合わせていなかったのが原因。わずかな行程なのでツボ足で歩いてもらいます。ビーコンの装着やスイッチ操作の怪しい方も数名いました。

出だしは風が強く雪も舞っていましたが、しだいに落ち着いてきました。

雪庇を越えて尾根に出ます。

12時、プローブで積雪量を確認して雪洞作り開始。

まず、出入り口を掘り下げます。

切り出したブロックは、ブルーシートで運んで捨てます。

居室を広げます(広げすぎて隣との間に窓が…)。

仕上げに神棚を作って完成。

ビバーク体験でもあるので、一人一雪洞。全員が落ち着いたころには17時を回っていました。

翌朝は7時から、S根さんの指導でビーコン捜索練習。

プローブ捜索で、実際の人体の感触も確かめてみます。

埋没体験にもチャレンジ(T使さん)。

呼吸空間を確保したうえで、無線交信で状況を確認します。

イナキョンも果敢にチャレンジ。

踏みつけても大丈夫…?

10時のおやつタイム。

壊す前に家庭訪問(それぞれ個性的でした)。

知らないで落ちない様に、天井を崩して帰ります。

11時30分、記念撮影。

下りは歩行技術に差が出ます。

12時、ベースプラザ着。お疲れさまでした。

コメント一覧

ハイグレ2021年3月6日 14:46 / 返信

納得できる雪洞を掘るのに5時間もかけてしまった。プローブを刺したときに、雪が固いと感じたが、何とかなるだろうと掘り始めてしまった。もう若くはない。 若い男性3名は、それぞれ3時間以内に仕上げていた。

こぶたーにゃ2021年3月7日 06:01 / 返信

結局、一人で掘れるのは、自分の体が隠せる程度の物だと実感。 ビバークすることは出来そうだが、次回、雪洞は柔らかい所を掘りたい。 お手伝いいただき、ありがとうございました。 プローブで、埋没された人間や荷物の感覚なども勉強になりました。 手作りシルキーゴム太郎のスノーソーは、30センチなので刃が短いと感じたが、軽くて、ないよりは役に立つ事を確認しました。

2021年3月8日 10:28 / 返信

雪の固さに苦労したり、邪魔な枝が出てきたり、そもそも腕力が限界を迎えるんじゃないか…など、自分にとって初めての困難を体験するのを楽しみにしていたのに、突如の体調不良にてリタイア。一週間後、松之山郷のY岸家(実家)にて雪の重さと、下の方の雪の固さだけは体験しました。楽しくはなかったです。皆さんのチャレンジに拍手!!

sek2021年3月8日 22:45 / 返信

上部と下部では硬さが大分違いました。上部はスノーソーはほとんど使わずにスコップだけで掘ることができました。 あれだけ固いと、やはりモチヅキのスノーソーが良い思いました。 BCAのスノーソーは入っていきづらかったです。

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